歴史から見たの価値と存在:ゴールド

ーコンテンツー

◇ ゴールドの歴史:世界最古のゴールドの装飾品

◇ トラキア黄金文明:文字を持たぬ文明はゴールド加工技術があった!

◇ 古代エジプト文明と金:ゴールドのマスク

◇ 意外と知らない:ゴールドの種類と配合率!

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【ゴールドの歴史:世界最古のゴールドの装飾品】

古代文明は多くの謎に包まれていますが、古代では早くも金が生活に取り入れられていたようです。
歴史をさかのぼると金と人類との歴史は、紀元前6000年という古い年代にまで行きつきます。
世界史でも出てきますが、チグリス川とユーフラテス川のあいだに位置していたメソポタミアの地に住んでいた、シュメール人という種族がいますが、彼らは天文についての知識が非常に高く、神秘に満ちた古代人として世界史でも出てきます。知能の高いといわれていたシュメール人の間であがめられていた神々として、アヌンナキと呼ばれるものが粘土板に記されていています。

アヌンナキといわれている神々は、シュメール人のあまりにも高い天文学の知識から宇宙人ではないかと推測がたつほど彼らは、天文学に優れていたそうです。

その宇宙人ではないかといわれているアヌンナキが、地球の金を求めてシュメール人のもとへやってきたという説があるそうです。

高い天文学の知識から古代ロマンと宇宙ロマンへと想像をされる謎多きシュメール文明。
あくまでもこれは、仮設であり想像ですが、実際にあったこととしては、シュメール文明において金を用いた装飾品が存在していたことは確実といわれています。
シュメールの金の装飾品は、世界最古の金製品ともいわれているものでもあります。

 

【トラキア黄金文明:
文字を持たぬ文明はゴールド加工技術があった!】

紀元前5000年から紀元前3000年ごろ、現在のブルガリアにあたる地域に、トラキア人と呼ばれる人々がいました。
トラキア人はペルシャ文明とギリシャ文明を取り入れながら独自の文明を構築してきた人々です。この人々が作った文明は、黄金文明とも呼ばれています

名前のとおり、トラキア人はさまざまな黄金製品を残しています。

1972年に数キログラムにもおよぶ金製品が、ブルガリアの東部に位置するヴァルナ集団墓地遺跡から出土しました。この金製品は、トラキア人の文明の装飾品とされています。

出土した金製品

・軍事儀式、

・宗教儀式に用いられていた「王笏(おうしゃく)」と呼ばれる杖

  • ・雄牛を型どった、社会的シンボルとして用いられる「アップリケ」
  • ・高度に装飾が施された金の「ネックレス」「イヤリング」「指輪」「胸飾り」「腕輪」「王冠」
  • ・スフィンクス、鹿、ヤギなどを型どった「リュトン」(儀式などで用いる杯)
  • ・フィアラ杯(饗宴に用いる皿状の杯)
  • ・キュリクス杯(取っ手が2つ付いた杯)

 

2004年にはトラキア王の黄金の仮面が出土しました。
厚さ3ミリメートル、重量にして672グラムの荘厳なマスクになっています。

このことから太古の文明において、すでに社会的な身分を表したり、儀式に用いたり、王の権力を示したりとする目的で金が用いられていたことがわかります。

トラキア文明は実は文字などでその歴史を残さなかったためあまり知られていない文明の一つでしたが、金製品が出土したことにより非常に高度な金の精錬技術、細工・加工技術まで持っていたということがわかってきました。

 

【古代エジプト文明と金:ゴールドのマスク】

黄金に親しんでいた文明としてよく知られているのが、古代エジプト文明です。

紀元前3100年ごろにはすでにエジプトでも金を用いた装飾品が作られていました。
紀元前3100年のころといえばエジプト初期王朝時代にあたります。

前文に書かれたシュメール人やトラキア文明に比べて、古代エジプト文明は数多くの金製品を残しています。
たとえば、1922年に発掘された「ツタンカーメン王(ファラオ)の黄金マスク」はエジプト文明のものです。
この黄金マスクは紀元前1300年ごろに作られたといわれています。

写真などで見たことがある方も多いかもしれませんが、ツタンカーメン王のマスクは、頭から胸まであるとても大きくマスクというには広範囲のものになります。頭にかぶっている頭巾はこのころの古代エジプトの方が身に着けていた『ネメス』といわれるもの。
実はこの黄金マスク、歴史的価値もさることながら金額的にも300兆円分もの価値があるともいわれています。金製品といえば、当時の栄華を伝えるためツタンカーメン王が永遠の眠りについた棺にも、金が使われています。その量、110キログラムといわれています。2020年現在で言えば単純計算で約5億円以上の金が使われていることになります。

 

エジプトでは、それだけの高額な金を使って棺をあしらえたりしたのにはきちんとした理由が存在しています。それは、太陽信仰です。

古代エジプトでは、太陽信仰が盛んでした。
金は太陽神であるラーの身体の一部であると考えられていたため、祭祀や呪術などの宗教儀式、王族の埋葬などに使われていました。なので身分の高い王族や神官のための金の装飾品や、神殿、神像などに用いる金製品が数多く作られました。

その後、年月が経って紀元前1600年ごろの新王国時代には、金細工の技術が発達してくると同時に金細工師が社会的地位が高くなりました。理由としては、身分の高い王族や神官のために大切な用具を作る人として社会的地位が向上したのだと思います。

 

【意外としらない:ゴールドの種類と配合率!】

ゴールドは、資産価値がとてもある金属になります。また、配合率により24金、18金、14金、10金とそれぞれ延べ棒やジュエリーに使われていたりするので知っているとといい情報なのではないかと思い分けて書きます。

また、ゴールドは色々と歴史的なことを書いてきましたが、古代から通貨として利用されているところから資産的価値がとても安定している品物の1つとされています。世界情勢にもかなり影響を受けることもありますが、それは貨幣価値としてのゴールドも関係していると思われていました。

 

24K(24金)金の含有金は100パーセント。他の金属を混ぜていないもので、日本では純度が99.99パーセント以上のものが24Kとされています。価値は高いですが金属としては柔らかすぎるためアクセサリーに用いられることは少ないです。

 

18K(18金)金の含有率は75パーセント。変色しにくい上、耐久性も兼ね備えているので、アクセサリーとして加工するのに向いています。また、10Kよりも金の純度が高い分、アレルギーを起こしにくいとも言われています。

 

14K(14金)金の含有率は58パーセント。18Kの金以外の含有物が銀や銅であることが多いのに比べ、14Kは銀や銅の他にパラジウム(プラチナと同じ白金属)が混ざっていることがあります。18Kよりも金の純度が低いため壊れにくいですが、輝きは弱く変色もしやすくなります。

 

10K(10金)金の含有率は42パーセント。輝きは18Kと大きく違わないと言われていますが、あたたかみのある18Kに対して、10Kはさわやかな色味であることが多いと言われています。また、10Kは18Kに比べると硬い素材のため変形しにくく、傷が付きにくいという特徴があります。ただ、硬めな素材なので指輪のサイズ直しが難しいことがあります。理由としては、硬いため割れやすくなってしまうからです。

 

 

 

 

 

  
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