グリーンの優しい光を放つの魅力宝石:ペリドット

ーコンテンツー

◇ 古代エジプトから存在する宝石:ペリドット

◇ 歴史的背景:ペリドット

◇ 夫婦円満を導くパワーストーン:ペリドット

◇ 誕生石ペリドットの伝承

 

【古代エジプトから存在する宝石:ペリドット】

スフィンクス今はあまり宝石として好みがわかれる8月の誕生石ペリドットですが、紀元前1500年頃のエジプトでは、既に宝飾品として親しまれていました。
なぜ古代エジプトでは好まれて装飾品として使われていたのかというと、太陽神を崇拝していた当時の人々にとって、特別な宝石だったようです。

その理由として最も有力なのが、ペリドットはその屈折率の高さから、暗い場所でも明るい色を放つ石です。
暗い闇夜でも光り輝くように見えるペリドットから、太陽の力として感じられていたのが理由と思われます。

また天文学を深く学んでいた古代エジプト人は、ペリドットを『太陽から飛来した石』と信じていました。
これにはいろいろと説がありますが、実際に隕石の一部からペリドットと同様の鉱物が見つかったことが関係しており、当時の人々も、空から落ちた隕石などを拾いその中からペリドットを見つけていたのかもしれません。

 

【歴史的背景:ペリドット】

 

歴史的背景において、ペリドット=光と位置付けられることの多いのかこの宝石の特徴です。 例として、エジプト人はペリドットを『太陽の宝石』と呼んでいました。また、特に黄金を使った宝飾品の装飾に使われていた時は太陽の光と位置付けされていることもあり『夜の恐怖』からその所有者を保護してくれたと信じていた人も少なからずいました。 『夜の恐怖から』守るお守りとして信じていた人々は、ロバの毛に宝石をひもで吊るし、悪霊を追い払うために、左の腕巻き身に着けていました。

初期の記録によると、古代エジプト人は、現在セントジョンズ島やザバルガット(Zabargad)として知られているTopazios(トパツィオス)と呼ばれていた紅海にある島で美しい緑の宝石を採掘していた史実が残っています。 伝説によると、その島ではヘビが支配し、野心的なファラオが海にヘビを導くまでは、採掘が困難になっていたと言われています。 また、ここで採掘される蛇宝石は実際のところペリドットだけではなくトパーズも多く含まれていたようです。

このように現代では間違えることなく採掘の後にきちんと選別ができる宝石だったのですが、古代では、そのような技術もまだ確立していないので間違えて宝石をペリドットして使われていることもあったようです。実際に歴史家の中には、クレオパトラの有名なエメラルドのコレクションは、実際にはペリドットであったかもしれないと考えている人もいます。 それくらい中世の人々は、エメラルドとペリドットを簡単に混同していたのです。 実際のところ、長きにわたって人々が信じていた、ドイツのケルン大聖堂のきれいな緑色の宝石は、エメラルドと信じて疑われていませんでしたが、近年になりそれが実はペリドットだったとの証明がされたりしているのも事実です。

 

【夫婦円満を導くパワーストーン:ペリドット】

仲いい老夫婦ペリドットという宝石は、色も緑であり人々の心を安らがせるという意味において万能の黄緑色の宝石になっています。実際古代エジプト人は、ペリドットの持つ美しい輝きを太陽の光をいっぱいに浴びた草原のように感じ太陽神と重ねています。
この石の色の意味である緑の美しさを眺めていると、希望、安らぎ、優しさといった気持ちを感じられるでしょう。

古代エジプトから『太陽の石』とも呼ばれていたペリドットは、パワーストーンの意味においてもとても前向きなプラス思考になりえる意味を持っています。『持ち主の暗い気持ちを払いのけられる。』『さらには人の本来持っているポジティブな明るい感情を育んでくれる』と言われています。
このようなパワーストーンとしての意味合いを信じている人は、さらにお守りとして身に付けることで、心の安定や前に進む力を後押ししてくれることと思います。

またパワーストーンとしてのペリドットは『ひた向きで、前向きな心』もたらしてくれることで、パートナーとの愛情、信頼を高めてくれる力があるといわれています。夫婦やカップルでお揃いで身に付けることで、より円満な信頼関係を築く上での助けになるパワーをもたらしてくれるといわれています。

 

【誕生石ペリドットの伝承】

ペリドットの伝承の1つとして古いものでは、旧約聖書の出エジプト記28章17 – 21節に裁きの胸当てにはめる12個の貴石のことが記載されています。

その詳細はとても細かく何をどこに配置するなどが指定され書かれています。この出エジプト記に記されている物語は、映画でもよく題材とされる聖書の中でも有名な物語『モーゼが奴隷を従えてエジプトを脱出する話』の一部になります。

出エジプト記28章17-21節より

『17またその中に宝石を四列にはめ込まなければならない。すなわち紅玉髄、貴かんらん石、水晶の列を第一列とし、

18 第二列は、ざくろ石、るり、赤縞めのう。

19 第三列は黄水晶、めのう、紫水晶。

20 第四列は黄碧玉、縞めのう、碧玉であって、これらを金の編細工の中にはめ込まなければならない。

21 その宝石はイスラエルの子らの名に従い、その名とひとしく十二とし、おのおの印の彫刻のように十二の部族のためにその名を刻まなければならない。』

 

このように実際に宝石の位置などをどこにどのようにして『エポテ』と呼ばれる祭司の衣装に対しての細かい指示が出されています。
実は、聖書にはいくつかの個所でこのようにして宝石の記述がみられます。なぜならば、宝石の美しさが聖書とされているためです。
実際に宝石は、聖書の所々に登場してきますし、誕生石の考え方も実は聖書が書かれていた時代からあるとも言われています。

 

 

 

 

  
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